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もう手に入らないと言われる観音土の表情を醸すボタモチが大小あり、見事な火色が出ています。 |
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正面にくぼみがあり、太い火ダスキが力強くV字型に出ています。 裏正面は1cm位の火ダスキになっていて、土味が楽しめます。 |
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火ダスキに正面のみ胡麻が掛かっています。ろくろ造りの冴えた一品です。アバタ高台です。 |
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正面のボタモチ上3分の2位は夕日を連想する火色で、下3分の1は海と見立ててしまう夕暮れの海の景色を彷彿とさせるような不思議な雰囲気で、裏正面は楕円形の日の雰囲気で底近くに細い胡麻が掛かっています。 |
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胴を押さえた三角徳利でどの面も雰囲気が異なり、写真はボタモチを撮りましたが他の2点の三角部分の桟切や細い胡麻はどの部分も見所があります。 ボタモチを正面に写真を撮りましたが、下部の火色は育ち上がると一段と華やかに、他の灰被りや桟切はワビた雰囲気に育つと思います。 |
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正面は全体に胡麻が掛かり、裏は火ダスキですが緋色がすばらしいです。どっしりとした作品で、アバタ高台です。 |
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マスキングで抜いた帯に細かい象嵌を施しています。備前土にうすく黄胡麻がかかったおしゃれな長皿。アイデア次第で多用に使えます。 |
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力強く面取りし呉須と黒土で表情をつけた見事なぐい呑です。よく焼き締まっています。造形力を楽しめる一品です。 |
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前面は細かいゴマが掛かり、裏正面は金彩のかかった火ダスキが出ています。 |
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竹筒を生かした作りは流石伝統工芸師の技です。素直に伸びた竹の姿は美しい気品のある花入です。 |
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ぼたもちの生きたオーソドックスな花入です。くせのない焼きは花生けとしては最高です。どっしりとした安定感があり、太いものが生けられます。 |
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あっさりとした古備前を彷彿とさせる一品です。裏は二つのぼたもち、前は灰被りに白い塩分が噴いて出ています。 |
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ヘラ目で変化を出した手び練り徳利です。裏正面と脇に大小のボタモチが美しい火色を出し、正面は備前土特有の渋い色に仕上っています。軽く出来ています。 |
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正面はゴマがかかって渋く、裏正面は上下に渋いボタモチが抜けています。前後共にヘラ目が大きく出ています。どっしりとした花入です。 |
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桟切りの正面は口から少しかたむき、首にかけて胡麻が掛かっています。裏正面は2個のボタモチに桟切りと観音土独特の緋色が出ています。アバタ高台です。 |
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ふせ焼きで底から逆に灰が流れています。口から肩にかけ薄くカセ胡麻が出ていて渋さを醸しています。観音土の変化が期待できる焼き上がりです。 |
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小振りな徳利ですが、腰のふくらみが風格を出しています。肩から下に細いヘラ目が入っていて変化があります。正面は全体に細い黄胡麻、裏正面は素地の味わいと火色が楽しめる片身替りの一品です。作りに遊びがあって楽しい一品です。 |
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黄胡麻と桟切、ボタモチと備前の特徴を集めた一品です。 |
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父、六郎先生の作品を彷彿とさせる型で、ころがしなので底にも灰がかかっています。ぼたもちとこげ、灰かぶり、火色と見所のある大ぶりの作品です。 |
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正面はかせ胡麻、裏正面は緋色の走った紫蘇色が出ています。使い込むと素晴らしい紫蘇色になると思われます。口は細かい胡麻が掛かっていますが、茶巾が引っ掛かるほどではありません。素直な作りですが、焼きで見る一品です。 |
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首が長くメロン肌も多く出ています。底を含めて火色の見所が4カ所出ています。こちらも個展用作品です。 |
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カセ胡麻・メロン肌の味わえる細かい胡麻が出ています。肩から胡麻の抜けた2ケ所は紫蘇色が美しく出ています。ころがしなので底にも細かい胡麻が一面に被っています。安定感のある一品で、個展用作品です。 |
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ぼたもちを生かしてころがして焼いた窯変徳利です。胡麻がたっぷりとかかったダイナミックな仕上りで、作りは中村六郎仕込みの素朴な姿です。花一輪も合います。 |
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るい座桟切花入です。くせのない作りと焼きで飽きのこない愛用品となるでしょう。どっしりとしているので、太いものも生けられます。 |
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口広のるい座花入です。素直な作りで焼きも桟切が生き、花を引き立てる作品です。とても安定感があります。 |
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前後に半月型のヘラ目が入り、正面は細かい胡麻がかかり左上に小さなボタモチが抜けています。裏は三個の小さなボタモチに、ころがしの為灰が左側面より横に流れており趣は裏の方にあります。あそびのある口作りで花も活けやすいでしょう。 |
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正面はうすく胡麻がかかった古備前風の味があります。裏正面には二つのボタモチで変化をつけ、裏表の対照を出しています。ひさご型はおめでたい席に合います。 |
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雰囲気のよく似たものを六客セットにそろえました。最高の観音土で作られたもので、ぐい呑としても使用できるお勧めの一品です。 |
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黄胡麻がたっぷりと掛ったひさご型耳付花入です。どっしりと安定感があります。 |
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ロクロ技術の生きた美しい作りのひさご型一輪差しです。灰被り、ぼたもち、桟切、見所の多い一品です。 |
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たっぷり胡麻のかかった正面に白く塩が吹いています。裏正面は火色をねらって土味が出ていて使うに従って火色が強くつやを出します。ロクロで引いた後表面を押さえて三角形にしてあります。酒席の話題を生む一品です。 |
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口から肩下にかけ、かせ胡麻がかかり、胴から底部は荒い胡麻と2箇所に火色のボタモチが出ています。かせ胡麻とボタモチ・荒い胡麻のバランスが素晴らしいです。 |
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全体に細い胡麻がかかり、一部メロン肌も見られます。ボタモチで抜けた部分の火色は美しく、石ハゼが見られます。この形としては中振りの部類になります。 |
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山本陶秀仕込みの端正な肩つき茶入です。正面にたっぷりと流れ胡麻が掛り、フクサがひっかかる心配はありません、本牙蓋使用。お値打ちな推奨品。 |
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ころがし徳利で底にも胡麻が掛っています。使うに従い美しいつやと火色が育つでしょう。ひさご型はお祝いの席の主役になります。 |
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一部メロン肌の出たカセ胡麻のかかった徳利です。裏正面はとても美しい火色の土味が出ています。 |
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正面にたっぷり火色の出たぐい呑です。口の下が少ししぼってある為、持ちやすいです。 |
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しっとりとした火色に艶のある火ダスキがかかり、華やかなぐい呑に育つでしょう。糸切高台は竹節型に仕上げてあるので径より高く見え、手によく馴染みます。 |
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備前定番の形です。正面の渋い胡麻の味に対し裏正面は落ち着いた火色の発色で変化を楽しめます。 |
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正面に黒胡麻がたっぷり掛かったダイナミックな焼き上がりです。裏正面は緋色と土味が楽しめる耳付花入です。どっしりとしています。 |
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ゆず肌にボタモチが緋色にグラデーションに抜けています。水に濡らして最高の緋色だと真先生も云っておられました。上品な花入れです。口径は7.5cmです。 |
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アバタ高台の備前最高の観音土を活かした火色を楽しめる焼き上がりです。 |
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繊細なロクロ技術が冴え、美しいフォルムを作っていて作者の技が味わえます。 |
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山本家特有の黄胡麻の美しい徳利です。父陶秀仕込みのロクロ技術は端正で軽く、正面の胡麻と相俟って裏正面は火色が育つ楽しみがあります。 |
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シソ色の出た茶入れです。正面に胡麻が程よく流れています。 |
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面取り足付き徳利です。正面はころがしなので足の裏までたっぷりと灰が流れています。裏正面は火色と火ダスキが華やかに雰囲気を変えています。口は楕円につまんであります。 |
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正面・口端は渋い胡麻が掛かり、裏正面はダイナミックに火色が抜けています。一部メロン肌になっています。金重家の伝統である古備前の佇まいが味わえる一品です。個展用作品です。 |
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作者が得意とする三足徳利です。裏正面には火色が出ています。 |
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正面は玉子型に細かい灰がかぶり、周りに荒い灰が輪郭を強調しています |