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前面は細かいゴマが掛かり、裏正面は金彩のかかった火ダスキが出ています。 |
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繊細なロクロ技術が冴え、美しいフォルムを作っていて作者の技が味わえます。 |
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ボタモチに抜けた周囲に黒ゴマが掛かり、桟切りに発色しています。 |
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ロクロ目を活かした小振りの徳利です。 |
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正面の黒ゴマ・火色、裏正面の桟切り、高台脇にゴマと外回りに見どころが多い作品です。 |
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しっとりとした火色に艶のある火ダスキがかかり、華やかなぐい呑に育つでしょう。糸切高台は竹節型に仕上げてあるので径より高く見え、手によく馴染みます。 |
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かせた灰被りに、火色に抜けた観音土の風合いが、父・六郎先生の編み出された窯焚きと火を止める微妙な瞬間を受け継いだ中村家独特の仕上がりになっています。口造りが最高です。 |
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うっすらと掛かった灰はメロン肌を醸し、火色のボタモチはしっとりとした落ち着きがあります。高台は一気に仕上がり口の締めは作者の素朴な力強さが出ています。外は華やかで変化に富み、見込みは渋く焼き締まっています。 |
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口から肩下にかけ、かせ胡麻がかかり、胴から底部は荒い胡麻と2箇所に火色のボタモチが出ています。かせ胡麻とボタモチ・荒い胡麻のバランスが素晴らしいです。 |
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ころがしの荒々しい灰被りと、渋い釉の流れの二つのボタモチの火色の華やぎと、多彩な表情を持った最高作品です。ダイナミックな焼きを計算した控え目な4つのるい座で口元をしめる作行きは見事の一言につきます。 |
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「肩衝茶入の陶秀」と云われるように、メリハリの効いた肩で薄く繊細なロクロ引きに、細い黄ゴマが品よく流れて土味を浮き上がらせています。虫食い牙蓋の茶入れは、陶秀先生の最高級品です。 |
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小振りのかすかにメロン肌の出たしぶい徳利です。火色が美しく育つ楽しみな一品です。あばた高台です。独り酒を楽しめる逸品です。 |
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正面に胡麻がたっぷりかかり、裏正面はボタモチで中村家の観音土を活かした焼き上がりで、六郎徳利の特徴が充分味わえます。 |
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くつ形の口に細い黄胡麻がかかっています。全体的火色がかり観音土の味わいが楽しめます。側面に小さな窯きずがありますが、これも表情の一つとなります。 |
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全体に細い胡麻がかかり、一部メロン肌も見られます。ボタモチで抜けた部分の火色は美しく、石ハゼが見られます。この形としては中振りの部類になります。 |
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一部に細い胡麻がうっすらかかり、全体的に観音土の味を活かした焼きになっています。火色が育つと見事な艶が出てきます。育てる楽しみがある六郎徳利の醍醐味を楽しめます。あばた高台です。 |
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黒胡麻がたっぷりかかっているので、ボタモチがくっきり出ています。焼き締まり感が出ています。あばた高台です。 |
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観音土の土味を楽しむ逸品です |
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もう手に入らないと言われる観音土の表情を醸すボタモチが大小あり、見事な火色が出ています。 |